90年代後半への憧れの話
今日はブログのタイトル「世紀末ノスタルジック」の由来について書いていこうと思います。
ざっくりと言ってしまえば、私が「90年代後半辺りに非常にノスタルジーを感じてしまう」というそのまんまの理由なのですが。
人間誰しも、過ぎた過去には懐かしさ、心惹かれるものがあると思います。私の場合、その指向が最も顕著に向けられているのが90年代後半という時代なんですね。
ただ、自己紹介も兼ねてここでお話ししなければいけないのが、私の年齢なんですが、現在20代後半です。90年代後半というと、小学生にすらなっていない歳でしたので、ぶっちゃけ記憶はほとんどおぼろげです。懐かしさを感じるにはそもそも体験が少ない。
それなのにどうして90年代後半へのノスタルジーを感じるのか。大きく2つ、挙げてみます。
魅力的な作品群
90年代後半というのは、私の好きな文化というか、作品がたくさん存在しています。取り敢えず羅列してみます。
こうやってつらつらと書きましたが、今思い出す以外にも色々ある気がします。
ここであげたものは、今後、自分なりに紹介という形で記事を書きたいなあと思っています。
特に、私、特撮が大好きで、90年代というのは怪獣映画が毎年劇場公開されている非常にホープフルな時代だったんですね。羨ましい限りです。その中でも群を抜いて好きなのが平成ガメラ3部作。人生で一番好きな映画はガメラ3です。
漂う終末感
90年代後半と言えば、世界の終焉をノストラダムスが予言していた時代でした。当時の人達が実際にどう感じていたかは推し量ることしかできないのですが、エヴァや上に挙げたガメラなんかもそうなのですが、残された作品にはそこかしこに終末思想が見え隠れしていました。この空気が、私にはとても魅力的に思えてしまいます。こう書くと危険思想みを感じさせてしまいますが、実際には世界は終わらなかったことを知っているからこそ、こんなふうに思えるのかもしれません。この辺りの感じ方も、うまく言葉にできたら記事にしたいなあと思っています。
以上、今日ざっと振り返れる範囲で、大きくこんな2つが要因なのかなあと思っています。好きな作品がたくさん出た時代で、世間を取り巻く雰囲気が魅力的で……。
タイムスリップできるとしたら間違いなく私は、95年のガメラ公開日に戻してくれということでしょう。今日のブログは半分くらいガメラの話になってしまいました。